少年、父親、祖父、前作とは異なり、男性目線で語られるエピソードが興味深い。父親と祖父は卑屈になりすぎ。謎解きのようなミクジのお告げから、心の檻を壊す魔法の言葉が降りてくる。ミクジに負けず劣らず、宮司もいい役どころだった。