守よ、早く目を覚ませ。身の丈を思い出せ。なんて言葉は届くはずもなく、あれよあれよと引き返せない苦境に。終いには地獄に嵌りもがく山田まで不憫に思えてきた。悲劇のストーリーは、全員集合して、吉本新喜劇のような幕引き。