ヤスの何と不器用なこと。こんな立派な息子に背を向けて、メソメソ泣いてる場合じゃない。アキラを守ってやれたのは、下級生の父親を返り討ちにした場面だけだろう。昭和の下町人情に溢れた日々は美しく、ヤスは幸せ者という他ない。