他人に指図されたことのない輩たちの鼻を次々とへし折る。疲労困憊でベッドの誘惑に抗えずコンコンと眠る。スペンサー不在の場面はひとつもなく、事件解決に身体を張るのもスペンサーただひとり。これで十分に楽しめるのだから文句もない。